本日は読書感想文の記事です。
今回は咲セリさんの『死にたいままで生きています。』という本をお勧めしていきます。

こんな方におすすめ
- 死にたいままで生きていますの内容が知りたい方。
- メンタルや精神疾患(特にうつ病)についてのオススメ本を知りたい方。
それではご覧ください。
目次
・死にたいままで生きています。
今回紹介する『死にたいままで生きています。』は咲セリさんの自伝です。
父親からの虐待(肉体的精神的)、ニキビケアの医療費欲しさからの援助交際、いじめで高校中退、家出、本来なら高校生の年齢で性風俗勤務、旦那にDV、メンタルクリニック難民(精神科たらい回し)、傷ついた猫との出会い、飼っていた猫が亡くなってペットロス、そしてビルディングから飛び降り自殺未遂・・・。
この本読んで咲セリさんはよく精神疾患で自殺しないで済んだと思いますし、彼女の人生は壮絶で波瀾万丈な人生と言えるのではないでしょうか。
※個人的に性風俗勤務も自傷行為の1つです。

同じく精神を病んだ方にこそオススメです。


ちなみに咲セリさんは確か2012年頃、NHKのハートネットTVを視聴して知ったのですが、一目彼女のその姿を見て『この人は何かを伝えるためにこの世に生まれてきたんだ。』と思いました。
咲セリさんが大好きだし尊敬しているからこそWordPressで本の紹介をしていきます。本の布教です!!

・咲セリさんのお父様もおかしい。
あと思ったのですが咲セリさんのお母様の気持ちは本読んでいて解るのですが、咲セリさんのお父様もおかしいと思います。お父様の気持ちが全くもって解らない私がいます。
奥さん(咲セリさんの母親)にDVみたいな事しているし、中学生の時の進路の話し合いで娘の進路を完全否定し更に咲セリさんの友人の事も屑扱いしているし、そんでもって先セリさんの事を『失敗作』呼ばわりしているし・・・。
今時こんなことしたら多分虐待扱いされるし、会社とかにいても正直深く関わりたくないです。挨拶のみの関係にしたいです。
こんな奴身近にいたら確実にあたおか(=頭がおかしい人)扱いされます。
深く関わったら・・・家族にやっていることと同じくパワハラ紛いのことされそうで。

・猫を大切に思う気持ち・・・。
そんな咲セリさんは、後述でも説明するブログを読んでいても解るのですが、飼っている猫をとても大切に思っている気持ちが伝わってきます。
中でも著書にも書いてある昔買っていた猫エイズの黒猫のあいちゃんを大切にする気持ちが強く伝わってきます。

咲セリさんの猫に関する著書も是非ともお読みいただければ幸いです。
・咲セリさんの旦那さんのファンになった。
最後に咲セリさんはビルから飛び降りそうになって(自殺未遂)それでフラフラしている所を見知らぬ人たちに助けられ、生きる決意をしたと書いてありますが、その見知らぬ人達が偉い!!と思いましたね。

あと『死にたいままで生きています。』を読んで咲セリさんの旦那さんがエライと思いました。
悪いけどこんなに境界性パーソナリティ障害の症状が酷いと離婚したくなります。
ビルから飛び降りて自殺未遂した後の旦那さんの言葉に私もハッとさせられました。
詳しい事を書いたらネタバレになってしまうのでそこは是非本を読んでご自身の目で確かめて欲しいです。

・心の病んだ人にこそ・・・。
私は、心の病んだ人にこそ咲セリさんの死にたいままで生きていますを読んで欲しいです。
現在進行形で死にたかったり精神疾患で本当に悩んでいる人にこそ読んで欲しい本です。
この本は人生のどん底や色々な精神疾患に罹患した人にこそ必要とされるべき本です。
心が本気で病んでいる人が多い現代だからこそこの本は必要とされています。
テーマは精神疾患と医療福祉です。
2022年、コロナウィルス禍になってうつ病等の精神疾患に悩まされる人が急増しているからです。精神科の患者さんの数もみるみる増えていますしね。
ガチの精神疾患に陥った人の人生の乗り越え方が描かれています。
咲セリさんは・・・前々から思っていましたが感性が豊かすぎるのです。
勿論褒め言葉ですよ。
あと、咲セリさんは10代の時とうつ病なった時と自殺企図を引き起こした時、家族療法のIP(アイデンティティファイド・ペイシェント)に該当していると思います。
リアル高校生で援助交際に走り、それから風俗嬢になった時点で・・・家系のカルマを背負っていると思います。



この本には咲セリさんのメッセージ性が沢山込められています。
自分の生き方を考えさせられる本です。
咲セリさんの精神疾患関連の本で
絆の病と「死にたい」の根っこには自己否定感がありましたという本がお勧めです。
宜しければ此方も並行してお読みくださると嬉しいです。

・おまけ【参考リンク】
死にたいままで生きています。と同時並行して咲セリさんのアメブロ(ひとりぼっちの、あなたへ)と猫エキサイトブログも並行して読む事を激しくオススメしております。
アメブロの方は、精神疾患について1人でも多くの人を救おうとしているのが伝わってくるし、エキサイトブログの方はガチで猫を大事に思っているのが伝わってきます。
皆読んで救われればいいさ〜

・追記
10年前の今頃だったかなあ。
13階から飛び降りようとしたのは。
死ぬしかないと思ってたよね。
つらかったよね。
今、めちゃしあわせだよ。
死ねずにいてくれてありがとうね。
私。— 咲セリ@「生きたい彼 死にたい私 ―響き合う二つの命」予約開始 (@saki_seri) January 15, 2022
本当に、生きてくれてありがとうと思った。
咲セリさんにとって人生で最悪な時期が早いうちにやってきてしまったのですね。


この『死にたいままで生きています』を読んで、ビルディングから飛び降り自殺未遂を引き起こした時期が咲セリさんにとって1番人生で最悪な時期だったのでは?と思います。


そんじゃーね!!