私には前々から疑問に思っていた事がある。
それは『精神的な病って、家族の中で1番気の弱い者に跳ね返ってくるよね。』という素朴な疑問を抱いていた。
こんな方におすすめ
- 家族療法(特にIPについて)についての私の意見を聞きたい方
- 家族療法についてのオススメな作品を知りたい方
それではご覧ください。
目次
・この事を通院している臨床心理士さんに相談したら・・・。
この事(家族で1番気の弱い者が精神疾患になる)を臨床心理士さんに相談したら、
『凪瀬さんのいう事(家族の中で1番気の弱い者が精神疾患になる)は一理あるし、そう言う事は家族療法でIP(アイデンティファイド・ペイシェント)って言うんだよ。』と教えて頂きました。

私はコレを教えてもらって私はそのIPに該当していたんだなあと思います。

・IPとは・・・。
家族療法でいう所のIPとは、此方のサイトに詳しく書いてあります。
家族療法では家族システムの中で症状や問題を理解することがあげられます。ある個人が示す症状や問題を家族間の関係性などに影響を受けて生じるものとして捉え、その個人は見かけ上患者の役割を与えられたものとして「IP(identified patient:患者とみなされた人)」と表現されます。
この様な記述を読むと、家庭内の中で1番気の弱い者がIPに該当してしまうんだなと思います。

・家族療法に関しての本
上記の家族療法に関して解りやすく知りたいのなら、やはり漫画を読む事を大推奨しています。
この2冊を読む事で家族療法に対する啓蒙を深める事ができます。



・私と従兄弟の家系で言うところのの家系のIP・・・。
ちなみに私も昔々10代〜20代に掛けてIPにガッツリ該当していたと思います。
中学高校時代とかガチの苦登校でしたし死にたかったし何度も自殺企図したことありますし。


今はそのIPの要素が弟に移り変わっています。実質6浪して埼玉県のアパートにガリガリになって引きこもっていましたし。
従兄弟宅は叔父と祖父がIPに該当していると思います。
叔父は40代の中年のうつ病で(享年56歳)、90代で亡くなった祖父は祖父は老人のうつ病です(認知症も併発している。)
中年のうつも老人のうつも立派なIPに該当しちゃうと思います。
でもIPから脱出&回復しつつある私は思うのですが、精神疾患は時間を掛けて治せるし回復できるということが言えます。

・家族療法で言うところのIPが出てくる作品。
家族療法で言う所のIPが登場する作品は、
穂積隆信さんの積み木崩しが挙げられます。映画版と活字版、両方ありますから両方見れば良いんじゃないかなと思います。



両方とも読んで視聴して思ったのですが、娘がこんなことになったら地域の警察署の少年課だけでなく児童相談所とスクールカウンセラーにも相談に行かれる事をオススメします。似た様なことに陥った非行少年・非行少女の事例沢山取り扱ってますし、力になってくれるのでは?と思います。
弁護士の大平光代さん(代表作:だから貴方も生き抜いて)も立派にIPに該当します。
転校先の中学校でいじめを受けて卒業後非行少女になって極道の妻になった時点でもう・・・。

だからあなたも生き抜いては是非とも映像化して欲しい作品の一つだったりするb。
以前紹介した咲セリさんも立派なIPだし、メンヘラ神も南条あやちゃんもIPに該当すると思います。


この他にも沢山家族療法で言うところのIPに該当する登場人物が出てくる作品、きっとあります。

家族の中で1番気の弱い者がIPに該当するのだから。
・まとめますと・・・。
令和は益々家族療法の時代になっていくと思います。
私の一家も、従兄弟一家も立派な家族療法で言う所のIP(アイデンティティファイド・ペイシェント)に引っ掛かっているのですから。
気軽に精神科を頼る事が大事です。


そんじゃーね!!